ワイフ・ベースの解説を和訳してみた。

こんにちは、ぢゃっくです。

ビリーの公式サイトにあった「ワイフ」ベースについての解説文を翻訳してみました。ユーモア溢れる内容で面白いです。

引用元⇒Fender P-Bass “The Wife”

ちなみに、この機材のページは、古いようですね。「Billy Sheehan wife」等でググると見つかりますが、現在の公式サイトからはリンクされていないようです。

(↓ここから始まります)

Here it is – the bass I started on. It was featured in a Guitar World magazine a few years ago as a centerfold. I guess I could say my wife was a centerfold now!


どうぞ、僕が仕事を始めたベースだよ。2,3年前に、Guitar Worldマガジンで見開きで特集されたんだ。まさに僕の奥さんが見開きページになってる!と言えたと思う。

I’ve played literally THOUSANDS of shows on this bass, from the very first gig ever in 1971, to it’s retirement in the late 80’s.


このベースで、文字通り、数千回のショウをやったよ。1971年の本当に最初のギグから80年代の後半にリタイアするまでね。

All the modifications I did on it were pretty much “Hotel Room” mods – in that they were a hack job done with improper tools!


僕が施した改造は全部、ほとんど「ホテルの寝室」の改修みたいなもので・・・ふさわしくない道具でやったヒドイ仕事だったよ!

I added the Gibson EBO style Humbucker neck position pick-up and separate output jack for it in my Moms living room in ’72 (she had to vacuum up the wood chips!)


僕は、ネック側ピックアップとしてギブソンEBOスタイル・ハムバッカーを追加して、そのためにアウトプット・ジャックを分離した。72年に僕の母親のリビングルームでね。(彼女は掃除機で木屑を吸わなくちゃならなかった!)

I put a Telecaster Bass neck on it in the 70’s because I saw a photo of Tim Bogert with one on his bass. I found out later it wasn’t a Tele neck, but I loved the huge thick chunk of wood that Tele necks are known for (It’s a ’68 neck).


70年代に、テレキャスター・ベースのネックをつけた。理由は、それがついたベースを持ったティム・ボガードの写真を見たからだよ。後で気づいたんだけど、それはテレキャスター・ネックじゃなかったんだよ。でも、僕はその大きくて太い木の塊を愛しているんだ。68年ネックとして知られるテレキャスター・ネックをね。

I added the hipshot D-Tuner the moment they became available (early 80’s), and I scalloped the upper frets on the Yngwie tour of ’85 (Talas was the opening act).


ヒップショットのDチューナーを追加した。売られ始めてすぐ(80年代前半)にね。そして、85年のイングヴェイ・ツアーで、上位のフレットをスキャロップ加工したんだ(タラスはオープニング・アクトだった)。

This bass spent so much time with me I began to refer to her as “My wife”.


このベースは、僕と一緒に膨大な時間を過ごしてきて・・・僕は彼女を「奥さん」と呼び始めたんだ。

I retired her due to too much wear and tear and started playing my Yamaha’s full time ever since.


僕は彼女をリタイアさせた・・・あまりにもすり切れてしまったものでね。そして、それ以降、ヤマハのフルタイム契約でプレイし始めたんだ。

The only original parts left on this bass are the body, some of the pick-guard and the ground wire.


このベースのオリジナルのパーツで残っているのは、ボディ、いくつかのピックガード、そしてアース線だけだよ。

We’ve incorporated all the modifications and more onto the new Yamaha basses -done in the proper way of course!


僕らは、全ての改造とプラスアルファを新しいヤマハ・ベースに組み入れたんだ・・・もちろん適切な方法でね!

I still love this bass and take her out to play once in a while. The wood is still salty from all the sweat! Ugh! I love her anyway.


僕は、未だにこのベースを愛している。そして、ときどき彼女を連れ出して弾くんだ。木はまだしょっぱいよ、全部の汗が染み込んでるからね!ウグッ!(^▽^;) とにかく僕は彼女が好きなんだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

●メールマガジンも始めました!
⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月


独創的ベースプレイヤー「ビリーシーン」が大好きで、彼のプレイスタイルを研究して30年以上になります。2019年秋から原因不明の眩暈と手足の脱力に悩まされており、現在療養中ですが、少しずつでも更新していきたいと思います。

ぢゃっくをフォローする
ビリーの使用機材について
ぢゃっくをフォローする
ビリーシーンスタイル・ベースの探求
タイトルとURLをコピーしました