MR.BIG「Around The World」 ユニゾン&ソロ解説(TAB譜あり)

こんにちは、ぢゃっくです。

先日、MR.BIGの「Around The World」のカバー動画をシェアしましたが、今回は、間奏のユニゾン&ソロのパートだけを弾いた動画をシェアしますね。

原曲の半分のスピードで弾いていますので、フレーズを把握しやすいのではと思います。

前半はポールとのユニゾン

イントロリフと同じフレーズから始まりますが、ここは、Emペンタトニックスケールの音使いです。(実音は半音下げ)

4弦5フレットから始まるポジションと、隣の4弦7フレットから始まるポジションの2か所を組み合わせた高速ペンタのフレーズになっています。

「異弦同フレット」の箇所が多いのですが、特に3弦→2弦に上がる部分が難しかったです。左手人差し指で3弦と2弦を同時に押さえるフォームで弾けるように練習してみてください。

左手の動きは最小限にしないと間に合わないので、左手人差し指の腹でフレットを上手くコントロールして、音を出したり止めたりするのがコツだと思います。

タッピングパートの「特徴的な音」とは

タッピングのユニゾンは、ワクワクしますね(笑)。

右手は12フレット固定ですし、フレーズも右手タップ→プリング開放弦→左手ハンマリングというパターンを各弦で順番にやるだけなので、難しくありません。

しかし、その音使いとポジションが興味深いなーと思いました。

僕はコード理論には疎いのですが、ちょっと勉強して譜に落ちましたので、それをシェアしますね。

以下、タッピングが始まる部分のTAB譜なのですが、赤く囲んだ音を見てください。フレットは違いますが、どちらも同じC#です。

この間奏部分はEmキーですが、このC#は、Emスケール上にない音なんです。

ここで使われている音のセットは、いうならば、Emスケールの6番目を半音上げた形・・・

つまり、「Eドリアンスケール」を使っていると理解しています。

EドリアンスケールとEm(Eナチュラルマイナー)スケールとの違いを示す特徴音が、まさに赤丸の音になります。

ドリアンスケールの場合、これを「ドリアンノート」とも言うとか。

たしか、ポール・ギルバートはドリアンノートのフレーズが得意なんですよね。きっと、このタッピングフレーズもポールのアイディアなのでしょう。

今回は、Emキーの曲でEドリアンを含むフレーズですが、マイナーキーのギターリフでドリアンを入れると不思議と合うという記事をどこかで見たような記憶があります。

MR.BIG「Addicted To That Rush」のイントロとか、The Winery Dogs「Elevate」のベースソロ後のリフとかでも使われているんじゃないかと。

一瞬、メジャーっぽい響きになる感じが、個人的にカッコいいなと思っています。(詳しいことは知らない笑)

トリッキーなポジション移動

このタッピングフレーズですが、右手のタップと開放弦プリングを除いて考えてみます。

すると、Eドリアンスケールを各弦2音ずつハンマリングしながら、4弦から1弦へ、そして1弦から4弦へ、行って戻るパターンになっています。

これ実際にやってみると、上がっていく時と下がっていく時で、X字を描くようにポジションが移動していくんですよね

見た目も動きが大きくてトリッキーな感じになりますので、是非TAB譜を見ながらトライしてみてください。

後半はベース・ソロ

カバー動画では、後半のビリーのベース・ソロの部分は僕のアドリブでした。

が、この動画では、オリジナルのビリーのフレーズをできるだけ忠実にコピーしてみました。

倍のスピードで弾ければ、雰囲気が出るんじゃないかと思うのですが(笑)。

音使いはEmスケールに忠実で、ほぼペンタで構成されているという点では、ビリーお得意のパターンなのですが、とにかくめちゃくちゃに速いです。。

レイキングの活用とスライドによるポジション移動を意識すると、速く弾けるようになると思います。

TAB譜ダウンロード

動画中に表示していたTAB譜は、下記リンクからPDFをダウンロードできます。

原曲のスピードで弾くのは本当に大変ですが、フレーズを身体に覚え込ませてトライしてみてくださいね。

参考になれば嬉しいです。(*´ω`*)

ぢゃっく

独創的ベースプレイヤー「ビリーシーン」が大好きで、彼のプレイスタイルを研究して30年以上になります。2019年秋から原因不明の眩暈と手足の脱力に悩まされており、現在療養中ですが、少しずつでも更新していきたいと思います。

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