MR.BIGバージョン「Burn」のベースソロ解説シリーズ、パート6です。
今回のパートは、後半一番の盛り上がりです!ちょっと長いですが、ぜひ習得してくださいね。
TAB譜も掲載しますが、できれば、最初からTAB譜を見るのではなく、指板パターン図を覚えて、耳でメロディを聴いて練習してみてください。
指板パターン1
まず最初の4小節で使う指板上のパターンはこちらです。
スケールとしては、Gマイナー・スケールの構成音になります。赤丸が主音のG音です。
それでは、フレーズを見ていきますね。
1音しか弾かずに弦を移動するパターンが多いので、左手だけでなく、右手もちょっと難しいです。1弦から下降するときは、レイキングを活用します。
また、左手人差し指は、1弦7フレットに固定したままで弾けるように意識してみましょう。
指板パターン2
4小節目の最後からハイフレット・ポジションに移動します。
構成音は、これまでと同じGマイナー・スケールです。2~4弦のパターンは、さっきと全く同じ形になっていることを確認してくださいね。
指板パターン3
次の7~8小節は、少し指板パターンが変わって、12フレット中心になります。
1弦がズレながら、2弦は同じパターンを弾くというクラシカル定番のフレーズですね。
ここまでが8小節で、一区切りになります。クラシカルでメロディアスなフレーズなので、最初はゆっくりから、何度も繰り返して練習すると良いと思います。
続いて、2周目
2周目に入りますが、まだポジションは同じで大丈夫です。
まず最初の2小節は、冒頭のローフレットでのパターンを1オクターブ上げたようなフレーズなのですが、同じフィンガリングにすると、以下のようになります。
しかし、ライブ映像を見ると、ビリーは以下のフィンガリングで弾いているようです。
違いは、1弦12フレットの音を2弦17フレットに変えて、スライドを少し混ぜている点です。
どちらでも構わないのですが、後者は、ビリー御用達のペンタのフィンガリングが応用できて、簡単に速く滑らかに弾くことができますので、僕はこちらのほうが好きです。
3~6小節は、1周目とほぼ同じフレーズですが、最後ぎりぎりまで駆け上がります。
ここも1周目と同じですが、最後の2拍は、無理して弾かなくてもいいです。
この次がライトハンドになるので、それの気持ち的な準備をするのが大事かなと思います(笑)。
また、TAB譜では2弦開放を入れていますが、それも弾きにくければ、休符にしてください。
だいぶ終わりが見えてきました。次回のパート7で最後までいけたらなと思っています。
参考になれば、嬉しいです♪(*´ω`*)