こんにちは、ぢゃっくです。
遅くなりましたが、4弦全てを使ったスウィープ・ピッキングについて、ご紹介しますね。
▼奏法解説
以下の記事で解説した3本弦を使ったスウィープに、4弦を足すわけですが、単にコードのルート音を足すだけではなく、3度の音も足すのが特徴です。
譜面にすると、こんな感じになります。まず、Cメジャーコードの場合とBマイナーコードの場合です。
一番最初の4弦のルート音は、実際に弦を弾きます。そのあと駆け上がるときのために、右手はもう指板上に持ってきておきます。このとき、右手人差し指を使って、下から上にはじくように弾くのがコツです。
弾いた勢いで3度の音をハンマリングします。そのあとは、3本弦スウィープと同じ要領で駆け上がって、レイキングで降りてきます。最後に、3度の音をレイキングで弾いて、プリング。これで一往復の4本弦スウィープが完成です。
これを続けてやるときは、そのまま3度の音をハンマリングして音が出せればいいのですが、しっかり音をだすのがしんどいので、右手でルート音をもう一度弾いてから始めるようにしています。
また、ビリーは、3弦から2弦へ駆け上がるとき、中指のバーで押さえています。僕はこれまでの3本弦スウィープと同じく、中指と薬指で個別に押さえてやってますが、バーの方が速く弾けるのかなーとは思います。
言葉で書くと、分かりにくいですね。このあたりをふくめて、僕が実演している解説動画がこちらです。
▼参考動画
ビリーが解説してくれている動画をご紹介しますね。3:50あたりからです。スウィープを例に出して、「細かいパートに分解して練習すれば、必ずできるようになるよ」という話をしています。
Billy Sheehan @ CPM Music Institute
▼参考楽曲
4弦スウィープが楽しめる楽曲があります。それは、The Winery Dogsの「Not Hopeless」です。
間奏の後半、ギターとのユニゾンで使っています。まず、2:25あたりから怒涛のベースソロがあり、続いて、最近お得意のボスハンド(両手)タッピングのユニゾンがあって・・・その後です(笑)。ここまで辿り着くのも至難の業ですね。
とりあえず何をしているのかは現在研究中ですので、楽しみにしていてくださいね。同じスピードでは弾くのは無理だと思いますが・・・。(^^;)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。
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コメント
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mr.bigのback to budokanにポールとビリー二人で演奏してるのが収録されてますがここでユニゾンしまくってるのもスイープですか?
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いつもコメントありがとうございます。これカッコいいですよね。
フレーズ的には同じ雰囲気ですが、動画をみると、1弦と2弦の開放弦を絡めたストレッチ気味のハンマリング&プリングで弾いているようです。
こういうゆっくり目のテンポだと、スウィープだとリズムがとりづらいのかもしれません。以前、ポールがスウィープをスキッピングに変更したらすごく弾きやすくなったというようなことを言っていました。
それにしても、このダブルネック下側のチューニングって変わってますよね。D#の開放弦があるようなんですが、なんだか良く分からないです。
これは早速研究してみなければ。(^^;
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あれはダブルネックだったんですか、、CDで聴いてたのでわかりませんでした
DVD買おうかな…