こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、ビリーのスウィープ・ピッキングについてご紹介しますね。
▼参考動画
動画をアップしましたので、まずはこちらをご覧いただければと思います。弾き方について、詳しく解説しています。
スウィープというと、ギターではかなり一般的なテクニックとして浸透していますが、ベースではあまり馴染みがないですよね。
しかし、ビリーは、僕が初めて観たビデオ「ビリーシーン・イン・ジャパン」の中で、既にスウィープを披露しています。そのときは「フラメンコみたいだろ?」とか言って、さらっと弾いていましたね。
僕はこの華麗な雰囲気にいたく感銘を受け、必死で練習しました(笑)。
▼色々なテクを学べます
ビリーのスウィープ・ピッキングは、ギターのそれとは弾き方がだいぶ異なります。
動画の中でも解説していますが、
・スリーフィンガー(逆順)
・ハンマリング・プリング
・ライトハンド・タッピング
・レイキング
という各種テクニックを組み合わせることで実現されています。つまり、これらのテクニックを総合的に練習するのに、好適なエクササイズだと思います。
▼駆け上がりは1弦1指で
MASAKIさんも著書の中でスウィープについて解説されています。ただ、駆け上がり方は、ギターと同じように親指で4弦からダラララーと一方向に弾く方法を示されていました。
ビリーの場合は、右手はスリーフィンガーを応用した形になっています。
ただし、通常のスリーフィンガーとは指順が逆になります。つまり、人差し指→中指→薬指の順番で、1弦1指で弾いて駆け上がるのですね。
この方法のメリットとして、駆け上がるときの速度を制御しやすいということ挙げられます。
つまり、リズムに合わせたスウィープがしやすいと言うことなんです。スローなテンポであっても、駆け上がりを難なく弾けるんですね。
▼余談
少し前のヤング・ギターで、ポール・ギルバートとRacerXの盟友ブルース・ブレの特集記事を読んだのですが、そのとき「Motor Man」のスウィープがとても難しかったという話が掲載されていました。アルバム「Second Heat」に収録されている名曲です。
(立ち読みだったので、うろ覚えです。「Motor Man」じゃなかったかも・・・)
名手ポール・ギルバートをして「リズムに合わせてスウィープするのは本当に難しいんだ」と言わしめるのですから、よほど難しいのですね・・・
それを考えても、ビリーの方法のメリットは大きいと思います。まあ、ベースだから可能な方法なんですけども(笑)。
ちなみに、僕はギターではスウィープ全然弾けません。(^^;)
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