【ドッグキャンプ報告】ビリーとの夢のツイン・ベース一部始終

こんにちは、ぢゃっくです。

ドッグキャンプの詳細レポートの続きです。動画による回想編の第2弾をアップしました。

▼一番のハイライト

今回のキャンプ期間中、僕の中で一番のハイライトだったのは、4日目のビリーのディスカバリールームという時間に、ビリーとツイン・ベースで演奏したことです。曲目は、ワイナリードッグスの「Six Feet Deeper」でした。

ディスカバリールームというのは、参加者の人達がアーティストの人達と一緒に演奏することができる時間で、なかなか他では体験できない「ドッグキャンプならでは!」な部分で、一番楽しみにしていたところでした。

結果的には、「まさか、こんなことまでできるとは・・・!」という感じで、予想を遥かに超える経験をすることができました。

実際には、かなり緊張してテンパっていた上に、準備不足を露呈してしまって、ぐちゃぐちゃになっています。とてもお恥ずかしいのですが、雰囲気が伝わったらいいなーと思います。

▼とっさに自分のベースを

僕の前に、何人かのキャンパーさんがビリーのベースを弾かせてもらっていました。その場合は、ビリーがギターを弾いて、ジャム・セッションする形でした。

マジですか・・・僕もなんとしてもお願いしなければ!(;゚Д゚)

とは思っていたのですが、なかなか当ててもらえません。やりたい人は、自分からどんどん挙手していかないといけないんですが、みんなすごく積極的で早いんですよ・・・(>_<)。 僕がまごまごしていると、終わりかけにビリーが「そこの君もやるだろ?」みたいに声をかけてくれて、やっとステージに上がることができました。ホントにありがたかったです。 そのときにふと思いついたんです。そうだ、せっかく持ってきてるんだから、この子をビリーに弾いてもらおう・・・と。

「あなたのベースを弾かせてください」のついでに、勇気を出して「僕のベースを弾いてもらえませんか?」とお願いしてみると、快諾してくれました・・・と思っていたのですが、動画をみると、ビリーはけっこう驚いた表情をしていますね(苦笑)。

とっさの思いつきでしたが、結局、ビリーとのツイン・ベースという構成でやったのは僕だけでした(笑)。というか、結果オーライだっただけで、かなり無謀だったと思います(^^;)。

▼ビリーの配慮に感激

ご覧いただければお分かりの通り、僕はこの曲、最後まで憶えてなかったんですよね。

すると、ビリーは、途中から自分のベース(僕のですね)のフレットを示して、「次はココね」と最後まで丁寧に教えてくれました。

なんて優しいんですか、ビリー!(ToT)

僕の方からは「途中までしか知らないんです・・」ということを明確に伝えられたわけではなかったんですが、ビリーは「あ、ついてきてないな」と気づいて、すぐにそういう機転を利かせてくれたんだろうなーと思っています。

そのおかげで、ぐちゃぐちゃになりつつも最後まで弾くことができて、ホントに感激しました。(´ω`*)

緊張していたので、その最中のことはあまり覚えていないんですが、必死にビリーの事を追いかけていたように思います。

▼不安で泣きそうでした

ちょっと言い訳をさせていただきますと(笑)。

このディスカバリールームというのは、もちろん、前回の第1回ドッグキャンプでもありまして、そのときの動画を予習していました。

そのときは、場所が違って(バーンとテント)いて、アーティストもキャンパーさんもイスに座って向かい合ったような状態で、アドバイスをもらったり、セッションしたり・・・というような比較的こぢんまりとした1対1みたいな時間という感じだったんですよね。

ところが、今回は、ロードハウスという毎晩アーティストがライブをする場所で、けっこうな高さがあるステージの上でやるんです。

また、その場で「○○の曲、できるやついる?」と他のパートを募って、ジャムセッションするという・・・バンド形式で曲を演奏するのが前提(暗黙の了解?)だったんですね。

正直、そういう準備というか心づもりをあんまりしていなかったので、

こんなん、えらい話がちゃうやんけ・・・ドキドキ(;゚Д゚)

とホントに焦りました。(補足:ちなみに、マイクとリッチーのディスカバリールームも同じ建物でしたが、やるのはステージ下でした)

恥ずかしながら、僕が当初思っていたのは、「Six Feet Deeper」のイントロとAメロのリフをモチーフにして、そこを繰り返しながらのフリーセッションみたいなことができたらいいなーというものでした。

イメージでは、ヤングギターの付録DVDでポール・ギルバートとやってたみたいな・・・あくまでイメージですけども(^^;)。

で、ビリーのところに行って、「Six Feet Deeper」がしたいんですけど、イントロとAメロをですね、ごにょごにょ・・・とか言ってたら

わかったわかった、とにかくやってみせろ

みたいな感じになって、始まっちゃったんですよね。

このときの感じ、いま思い出してもゾッとします・・・(>_<) 途中で「もうそこから先、知らないんですうー!」と投げ出すわけにはいきませんし、泣きたいような気持ちでした。ホントに なんで練習しとかなかったんだろ・・・(ToT)

と後悔ばかりで、頭は真っ白になっちゃってました。

ですので、ビリーのさりげない配慮には、何度感謝してもしきれないくらい嬉しかったです。

▼ドラマーにも感謝

ビリーが助けてくれたのもモチロンですが、ドラムの彼(ジェイミー)がすっごく上手くて、しかも叩きながら歌ってくれて、本当に助かりました。

あのとき、彼が座ってくれたのも全くの偶然ですし、彼がいてくれなかったら、曲として成り立たなかったと思います。本当にラッキーだったなあーと思います(´▽`*)。

ちなみに、彼は英国からの参加で、本国の自分のバンドではシンガー&ベースなんだとか。それであれだけドラム叩けるなんて、どこまですごいんだよ(@_@;)・・・とビックリしました。

ビリーのベースを弾かせてもらった感想は、また次回の動画でアップしますね。

もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。

独創的ベースプレイヤー「ビリーシーン」が大好きで、彼のプレイスタイルを研究して30年以上になります。2019年秋から原因不明の眩暈と手足の脱力に悩まされており、現在療養中ですが、少しずつでも更新していきたいと思います。

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