とにかく薬指を使うようにしよう!

こんにちは、ぢゃっくです。

スリーフィンガーのポイント第4弾です。

速弾きしてもぶれない3

スリーフィンガーを使っているベーシストの方の中には、ひょっとすると「普段はツーフィンガーで、速弾きするときだけスリーフィンガーで弾く」という方もおられるのではと思います。

僕はこの方法はオススメしません。なぜかというと・・・

「薬指を鍛える機会が減る」からです。

もしかすると、その結果、スリーフィンガーをやると音の粒が揃わないということに陥っていたりしないかな・・・とも思います。

ベースでフィンガーピッキングをされている方は、ベースを始めた当初、人差し指と中指のツーフィンガーでも音の粒が揃わなくて苦労した経験が少なからずあるのではないかと思います。

これを解消する方法は、おそらく、ただひとつしかありません。

「とにかく2本の指を使って弾きまくる」ことです。

繰り返し繰り返し、とにかくベースを弾いているうちに、摩擦で指先の皮が少しずつ固くなり、同じ音が出る指の当て方や角度、力の入れ加減、爪の切り方(笑)などのコツがつかめてきて、ようやっと粒のそろった音を奏でることができるようになる・・・という経過があったのではないでしょうか。

指弾きであれ、ピック弾きであれ、「音粒を揃える」というのは、一朝一夕では出来ないとても難しい技術だと思うのです。

当然ながら、スリーフィンガーでも同じことが言えますよね。

ということは、「とにかく薬指を使わなければ、音粒が揃うようにはならない!」ということなのだと思っています。

これからスリーフィンガーの習得を目指すのであれば、基本的に薬指は常に使うことを前提にすることを強くオススメします!

▼脳の運動学習の観点から

ちょっと違う視点から考えてみたいと思います。

僕は、大学時代に「人間の脳が運動をどのように学習するか?」というようなテーマの研究を行っていました。

ヒトがある運動を学習する場合、その動きを「反復」することで生じる「誤差」情報から、逐次、脳内の神経モデルを構築・更新していきます。学習が進むにしたがって、脳内モデルの精度が良くなるということになり、結果として、滑らかで高速な運動が可能になります。

例えば、テニスを思い浮かべてみてください。

最初は、ラケットを振っても力みがちで、軌道もぎこちなく、ボールにもなかなか当たらない状態です。

それが、上達するにしたがって、ラケットを振るスピードや軌道が高速かつ滑らかになり、インパクトの瞬間だけグリップに力を入れることができるようになり、重くて速いボールでも打ちかえすことができるようになります。すごいことです。

これは、ひとえに「練習の賜物」なんですよね。つまり、「ラケットをたくさん振って、たくさんボールを打ってみて、試行錯誤した結果」として、望ましい運動ができるようになったわけです。

これが脳が持つ「フィードバック誤差学習」と呼ばれるメカニズムになります。

で、スリーフィンガーに話を戻しますが、

楽器の演奏も「手指の運動」になりますので、当然これが当てはまります。

つまり、意識して反復する回数が多ければ多いほど、より望ましい方向に学習が進むのです。

ということは?

「とにかく薬指を含めた3本で繰り返し弾く」ことが、スリーフィンガー上達の早道になるはずですよね。

僕は、ツーフィンガーで十分間に合うテンポの曲や、ツーフィンガーの方が弾きやすいフレーズを練習する場合でも、あえてスリーフィンガーで弾くようにしています。また、薬→中→人の順序をキープして弾くことで、3本の指で4連符を弾く練習にもなります。

もちろん、フレーズによっては一部ツーフィンガーで弾く方が効率が良いと思うこともあるのは確かです。でも、それは「もう一歩先」のテクニックだと考えています。

えー、今回は脳科学のお話まで持ち出してみましたが、いかがでしょうか。
参考になれば、嬉しいです。(^^*)

最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし共感していただけましたら、応援クリックをお願いします。


人気ブログランキングへ

お問い合わせは、コチラからお気軽にどうぞ。


ぢゃっく

独創的ベースプレイヤー「ビリーシーン」が大好きで、彼のプレイスタイルを研究して30年以上になります。2019年秋から原因不明の眩暈と手足の脱力に悩まされており、現在療養中ですが、少しずつでも更新していきたいと思います。

ぢゃっくをフォローする
速弾きなら!スリーフィンガー
ぢゃっくをフォローする
ビリーシーンスタイル・ベースの探求

コメント

タイトルとURLをコピーしました