こんにちは、ぢゃっくです。
今日は、ビリーが好んで使う「レイキング」というテクニックについてです。とても便利なのでオススメです。
レイキングは、右手のテクニックです。通常、弦を弾いた後の指は、ひとつ上の弦で止めますよね。これを、そのまま同じ指で連続して複数の弦も弾いてしまうというものです。2本の弦でやることが多いですが、4本全てでやることもできます。
このレイキングを使うと、高音弦からの下降フレーズを、少ない動きで、高速かつなめらかに弾くことができるようになります!ギターで言うエコノミーピッキングのベース版と紹介されることもありますね。
レイキングは、元々ティムボガードが編み出したそうで、ビリー自身もよく「ティムから学んだんだ」と話しています。
このことからもわかりますが、レイキングは古くからあるテクニックで、もちろん2フィンガーでも使えます。もしかすると、「気づいたら自分も自然とそうしていた」と言う方もいるかもしれませんね。フィンガー・ピッキングをするベーシストは、覚えておいて損はない定番テクニックだと思います。
これを3フィンガーでやると、レイキング・パターンのバリエーションが増えますので、さらに面白くなるんですよ。これについては、別記事で詳しく取り上げていこうと思います。
ちなみに、英語では raking という単語になります。原形動詞は rake で(熊手などで)かき集めるという意味だそうです。レイキングを使って3本以上の弦を弾くと、確かに右手の動きがそんな感じになります。うまいネーミングですね。
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