こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、基本となる5つのリズムパターンのどれに当てはまるのか?を判別する方法について書いてみます。
前回の記事で、基本パターンとは下記の5種類であるとお伝えしました。
1.8ビート(4/4拍子)
2.8ビート・シャッフル(4/4拍子)
3.16ビート(4/4拍子)
4.16ビート・シャッフル(4/4拍子)
5.ロッカ・ブルース(6/8拍子)
ぱっと曲を聴いたときに、このうちどれに該当するのか?を判別するようになることが重要だと考えています。これができないと、見当違いのベースを弾いてしまうことになって、ノリを出すことができません。
判別する方法は、曲のテンポに合わせて、以下のフレーズを声に出して言ってみることです。言ってみて、どれが一番しっくりくるかで判断してみてください。赤い部分は強めに言います。大きくて太字の部分は、さらに強くアクセントをつけて言います。
1.ツクタク ツクタク
2.ツックタック ツックタック
3.ツクツクタクツク ツクツクタクツク
4.ツックツックタックツック ツックツックタックツック
5.ツ ツ ツ タ ツ ツ ツ ツ ツ タ ツ ツ
1~5は、基本パターンの番号と一致しています。
曲に合わせて、この5種類のパターンを順番に口ずさんでみてください。
どれか一番しっくりくるものがあるのではないでしょうか?
コツは、ハイハットとスネアの音に集中して聴くことです。
チンチンというハイハットの金属音と、タン!というスネアの破裂音がどういうパターンで鳴っているか・・・それが、すなわち上述のフレーズで表現しているリズムになります。
もう少し具体的にイメージしていただくために、次回、各パターンについて練習になる曲をご紹介したいと思います。
色々なアーティストの色々なタイプの曲を聴いて、この練習を繰り返すことで、基本パターンのリズムの特徴や雰囲気の違いがつかめてくると思います。
余談
ここまで読んで、「あれ?これってボイパできるんちゃうん?」と思われた方もいると思います。
その通りです(笑)。「ボイス・パーカッション」略して「ボイパ」の基本フレーズと考えてもらってOKです。すなわち、このパターンさえ覚えれば、なんちゃってボイパは完成なんです(笑)。
ただ、ボイパというと、打ち込みというかディスコっぽい音色が多いですよね。
僕が取り組んでいる声ドラムでは、一般的なボイス・パーカッションより、よりリアルなドラムの音に近づけたいなーと思って音色を工夫しています。また、声ドラムの回でご紹介しますね。
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