こんにちは、ぢゃっくです。
前回は、リズムの基本パターンの聴き分け方についてご紹介しました。
前回記事⇒基本パターンの違いを聴き分けるコツとは?
指ドラムは、お試しいただけましたでしょうか?
まず、僕が指ドラムについて解説しているYouTubeの動画をご紹介します。この動画の後半で、マイケルジャクソンとMR.BIGの楽曲に合わせて、実際に指ドラムをやっています。
Billie Jean
Smooth Criminal
How Can You Do What You Do
Wind Me Up
Voodoo Kiss
Addicted To That Rush
いかがでしたでしょうか?
ドラムの雰囲気がでていましたでしょうか? (^-^;)
所々間違ってたりしますが、ご容赦ください。
人目のない場所でしたのでおおっぴらに手で叩いていますが、あくまで「右手でバスドラ、左手でスネア」というものが指ドラムだとお考えください。この次に紹介する手ドラムは、これにハイハットの要素を入れたものになります。
初めての方はコレで練習
さて、初めて指ドラムをやる方に、練習曲として特にオススメなのは・・・
マイケルジャクソンの「Billie Jean」です!
昔、ビリーシーンと紛らわしいと思っていました(笑)。
動画の中でも一番最初にやっていますが、とにかく究極にシンプルな8ビートです。
ドン タン ドン タン ・・・延々とこれが続きます。
まずは、これにあわせて、右手と左手を叩けるようになってください。
あまりに簡単すぎて「バカにするな!」とお叱りを受けそうですが、この曲はそれだけではありません。
両手で叩きながら、同時にベースラインをよく聴いてください。
ベースラインは、8分音符で淡々と刻んでいます。各小節「4音+4音」のパターンを繰り返している・・・とも言えますが、僕は「3音+3音+2音」のフレーズと捉えるべきではないかと思っています。
それは、シンセが1拍目オモテと2拍目のウラに入っているためです。
ベースラインは、シンセのフレーズと同期しているのですね。
これはポリリズムの一種ではないかと思います。
独自の見解です。僕は音楽理論の専門家ではないので間違っていたらスミマセン。
ポリリズムの例として、4拍子のリズムに「3+3+2」「1+3+3+1」「2+3+3」という3拍子のメロディを乗せるというのがありますが、これの1小節目を繰り返していることになります。
1小節だけとはいえ、メロディが3音で区切られることによって、下降フレーズの切れ目が小節の中心より前になるので、少し前のめりにドライブする効果を出しているように思います。
シンプルなドラムの上に、ベース、シンセ、そしてマイケルの歌が乗る・・・それぞれが絶妙なリズムで重なることにより、全体として、すごくノリを感じる曲になっています。
さらにマイケルのリズムがまたカッコイイんですよね・・・
このように、ドラムパターンとベースラインを一緒に聴くことで、シンプルな「ドン タン ドン タン」の音の隙間に存在するリズムを感じることができるようになると考えています。
これがベースの存在意義というか醍醐味ですよね。
慣れてきたら
一番は、実際にベースをコピーしたことがある楽曲でやってみることです。
曲構成とドラムパターンは把握できているでしょうから、取っつきやすいはずです。もちろん、洋楽でも邦楽でもロックでもポップスでも何でもかまいません。テンポは、比較的ゆっくりした曲から始めるのが良いと思います。
ベースラインとドラムパターンを両方知ると、新しい発見があるかもしれませんよ。
あ!くれぐれもナイアシンの楽曲は止めておきましょう(笑)。
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Thank you for taking the time to research and compile such useful information.