こんにちは、ぢゃっくです。
スリーフィンガーは、速弾きだけではありません。
薬指が1本増えるだけで、ツーフィンガーには真似できない強力な武器になるんですね。
今回は、薬指を使ったオクターヴ奏法について紹介します。
これは、人差し指と中指のツーフィンガーでルート音を刻む間に、薬指で1オクターヴ上のルート音を付け加えるというテクニックです。
基本的には、ドラムのスネアやシンバルなどアクセントがつくタイミングや、コードが切り替わる瞬間にオクターヴ上を弾きます。
ビリーは、楽曲中で頻繁に使っていますね。いつでも弾けるようにしているといっても過言ではありません。これもあって、左手は常にコードフォームにしているのですね。
関連記事⇒左手は常にパワーコードを意識しよう!
コードが切り替わる瞬間に弾く時は、右手の人差し指と薬指でルート音とオクターヴ上を同時に弾くようにすると、よりビリーらしくなりますよ。
色々な場面で使えるのですが、一番のオススメは、ギターソロの裏です。
サイドギターやキーボードがいないバンド構成の場合、ギターソロの間はベースだけになるので、どうしても薄くなってしまいがちですよね。
そういうときに有効です!
薬指でオクターヴを弾くことで、ルート音の厚みを増すことができ、さらにアクセントも付けられるのでスカスカになることを防げます。
ビリーはよく「スリーピース・バンドではノイズを増やさなければいけない」と言っていますが、その対応のひとつですね。
アルバムだけならば、バッキングのギターをオーバーダビングすれば済む話ですが、ライヴではそうはいかないですよね。これも、ライヴで成長してきたビリーならではの工夫といえると思います。
▼参考動画
僕が解説しているYouTube動画をご紹介しますね。参考になれば、嬉しいです。
【ビリーシーンスタイル】薬指の活用法1(オクターヴ奏法)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。
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