こんにちは、ぢゃっくです。
下記の記事では、ビリー流のチョーキングには、2種類のやり方があることをご紹介しました。
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ギターでお馴染みの上へ押し上げるチョーキング方法にも、ビリーならではのコツがありますので、ご紹介しますね。
それは・・・
1.弦に複数の指を均等に当てる。
2.指板と平行に真下から真上に押す。
3.親指はネックの上から出して握る。
という3つです。
この3つを意識するだけでも、かなり楽に押し上げられるようになると思いますので、ぜひ試してみてくださいね。
▼複数の指を均等に当てる
薬指だけではなく、人差し指、中指、薬指の3本の指を均等に弦に当てるようにします。
これにより、各指にかかる力が分散できるため、指の負担(=痛み)が軽減します。
チョーキングをした後で、「3本の指に均等に跡がついているか?」をチェックしてみてください。
▼真下から真上に押す
指は指板と平行に寝かせて、弦を真下から真上に押し上げるようにします。
こうすることで、弦を押し上げるための力を最大にすることができるのですね。
▼親指はネックの上から出す
左手の親指は、ネックの上から出して、上から握り込むようにします。
このとき、左手の手のひらは、ネック裏にくっつけるようにするとやりやすいです。
「上から握る力」と「下から押し上げる力」を合わせることで、弦をより持ち上げやすくするということですね。
また、ヒジも使って持ち上げるようにすると、さらにプラスになりますよ。
▼スキャロップ加工の目的
ご存じの通り、ビリーの Attitude Limited ベースでは、17フレットから上がスキャロップ加工されていますよね。
スキャロップといえば、イングヴェイ・マルムスティーンやリッチー・ブラックモアのギターが有名ですが、ビリーの場合は、それとは全く異なります。溝がかなり深く掘られていますし、下半分しかありません。
これは、今回の3つのコツのひとつ、弦の真下にしっかり指を入れて真上に押すことが目的だからなんです。
スキャロップの溝の中に指がぴったり収まる感じにすれば、自然と指が寝て、真下から指板と平行に押し上げることになります。
押し上げチョーキングをしやすくするための工夫であることが良くわかりますね。
▼解説動画
僕の実演動画をご紹介します。3つのコツについても解説していますので、ぜひこちらもご覧くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。
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