こんにちは、ぢゃっくです。
2011年のMR.BIG「WhaT iF…」ツアーにおけるビリーのステージ機材を、ビリー本人が解説してくれている動画&記事がありました。「Premier Guitar」の「Rig Rundown」という機材解説コーナーです。
Rig Rundown – Mr. Big’s Billy Sheehan
アンプヘッドとキャビネットは既に現在と同じハートキーですが、エフェクト類はラック形式で、ピアースのBC1を使っているのが興味深いです。
(引用元:Premier Guitar)
アンペッグからハートキーに移行した後、2013年にEBSシグネチャードライブペダルが登場するまでの過渡期の構成ということでしょうかね。
ラック右上の隙間には、ROLLSのクロスオーバーが入っています。また、床に置かれているローランドの音源モジュールSonicCellの脇には、青の低音シールドがささったEBSのオクターバーが見えます。このへんは、現在のコンパクト仕様のシステムでも使われているものですね。
関連記事⇒ビリーの2014年ステージ用の機材システムがバッチリ分かる動画!
「Premier Guitar」のオリジナル記事は、こちらです。かなりざっくりですが、訳してみました。
▼ベース
ヤマハのビリーシーンAttitudeベースをツアーで使っている。
現在使っているのは第3世代で、特別に設計された新しいネック側ピックアップが搭載されている。
それぞれのピックアップは個別のアウトプットを持っており、LINE6ワイヤレス・ユニットも別々だ。
ベースは、ネックは、角度をつけて深く接合されている。
ボディは、人工時効処理※された木材で作られている。
※A.R.E.(アコースティック・レゾナンス・エンハンスメント):ヤマハ独自の木材改質技術。詳細⇒公式サイト
彼の全てのベースがそうであるように、ヒップショットDチューナーが搭載されている。
ロトサウンド弦の43-110という太さのカスタム・セットを使っている。
▼アンプ/ラック
ピアースBC1プリアンプを使っているが、彼が言うには、あとたった3台しか残っておらず、「それで完全にオシマイ」だとか。
ピアースのクリーン側ラインとハートキーのLH1000の低音用ラインに、アシュレイのオーディオ・コンプレッサー・ユニットを使っている。
加えて、ISPのDecimator ProRack(ノイズ・リダクション)を使っている。
信号は、ピアースのプリアンプから出てきて、低音用のLH1000と、ペダル用のLH1000と、高音用のHA5500に分かれる。
▼エフェクト
このペダルボードは、フォーマットは異なるが、基本的にはタウラス・ペダル(アナログ・シンセサイザー)と同じだ。
これで、ローランドのSonicCell(音源モジュール)を鳴らす。
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コメント
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音源はsonic cellとはびっくりしました。てっきりアナログシンセなのかと、、、新情報ありがとうございます!
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いつもコメントありがとうございます。
> 音源はsonic cellとはびっくりしました。てっきりアナログシンセなのかと、、、新情報ありがとうございます!
そうなんです。今回のMR.BIGツアーでもハートキーキャビネットの上に載っかっていました。
足元のフット・キーボードは、Keith McMillen「12 Step」というもので、2011年のときとは変わっていましたね。大きなブーツを履いているのに、つま先で器用に踏んでいました(笑)。
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現在はヘッド、アンプともにハートキーになりましたけど日本の代理店なくなって店頭在庫か直輸入しかないんでしたっけ?なんとか近い音づくりしたかったのにー
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コメントありがとうございます!
ハートキー代理店終了の件、全然知りませんでした。この10月末までだったんですね。一般的には、あんまり人気ないのでしょうか。
僕もアンプ買うなら、ハートキーと思っていたのですが・・・といいつつ、買えないですけど(苦笑)。