こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、ちょっと面白いライトハンド・プレイについて紹介しようと思います。元ネタは、タラス時代から演奏されているビリーの代表曲「Shy Boy」です。
【ビリーシーンスタイル】ShyBoy追いかけっこライトハンド
実際のビリーのプレイは、MR.BIGのライヴ動画などで見ることができます。右手と左手が追いかけっこするように入れ替わりながら下がっていくという摩訶不思議?なプレイです。(笑)
▼見せ方を変えれば印象も変わる
一見とてもトリッキーに見えるのですが、実は、弾いているフレーズ自体はさほど難しいものではありません。(テンポは速いですが)
つまり、見せ方を工夫しているのですね。
初めて観たときは何をどうしているのやら全く見当がつきませんでした。(^^;)
しかし、試行錯誤の末に弾き方が分かったとき、シンプルなフレーズがこうもインパクトのあるプレイに変わるのか・・・と感心したのを覚えています。
ビリーの柔軟な発想が光る「技あり」のプレイだと思います。
また、これを練習することで、ライトハンドのポジション移動の秘密を学べることに気づきました。
以下、具体的に説明しますね。
▼素早いポジション移動の秘密
ビリーのライトハンドは、ポジションを素早く移動しながら滑らかに弾くのが特徴ですよね。
このようなスムーズなポジション移動を行うためには、ある「重要な秘密」があるんです!
それは・・・
片方の手が弦を押さえている間に、空いている手を移動させる
ということです。右手/左手どちらも当てはまります。
押さえている間に次のフレーズの準備をするというわけですね。
どこかのフレットで弦を押さえている間は、それより下位のフレットをいくら押さえても音は出ないですよね。
なので、次のフレットを先に押さえてしまうんです!
そして、準備したフレットの音を実際に出すのはプリングしたときになります。つまり、プリングでしっかりした音が出せることも重要なポイントになります。
この秘密を上手く利用したのが、今回紹介した「Shy Boy」のプレイなんですねー。
動画の中ではゆっくり弾いている場面があります。やり方を覚えて、ぜひ一度トライしてみてください。
「あーなるほどね!」と思ってもらえたら嬉しいです。(^^*)
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