こんにちは、ぢゃっくです。
前回記事で紹介したタラス時代のライヴにおけるベース・ソロ「(7718)3A17」ですが、なんと!その当時のビリーの動画が見つかりました。
Bass lesson – Billy Sheehan – 8/8
僕が持っている「Bass Secret」より前の教則ビデオ「Billy Sheehan On Bass」に収録されていた映像のようですね。
それにしても、これは、本当に感涙モノです。こんなものが観られるとは・・・本当に良い世の中になったものです。本物のワイフ・ベースのサウンドを楽しめるという意味でも大変貴重です。
フラジオレット・ハーモニクスを使ってメロディを弾くアプローチも多いですね。1:45あたりからは、ちょっとジャコ・パストリアスを彷彿とさせるようなハーモニーで、すごくオシャレです。
また、NV43345の第3楽章(と勝手に呼んでますが)のライトハンド・アルペジオも登場します。2:20あたりです。
アルバム版と違って、左手ですべての音を短く切るようにしているのがポイントです。
部屋で一人でやる分には押さえ続けてコードが響いたほうがキレイなのですが、ステージで大音量かつ歪んでいる中では、コードが鳴り続けてしまうと発散してしまうための工夫だと思われます。
この左手ミュートは、右手をプリングして発音した直後に、左手の指をわずかに浮かせてミュートするのですが・・・とても難しくて、僕はまだできません・・・。
また、(7718)3A17でやっているフレーズもたくさん登場します。
特に、4:02あたりからの流れがすごく好きです。この頃は、結構クラシカルなアプローチのフレーズが多くて、カッコいいんですよねー。聴いてもサッパリわからなかったので、この機会に気合入れて、コピーしてみようかなと思います。
ビリーの背後(向かって左後ろ)には、ピアースG1などを入れている巨大なラックが見えます。途中で、操作して音色を変える様子も映っていますね。たしか当時は、ハーモナイザーというのを使っていたようなので、キーボードのような不思議なキラキラ音はそれの働きなのでしょうか。
特筆すべきは、これだけ爆音で歪んでいるにも関わらず、意外とノイズが少なくて、音の輪郭がはっきり聴こえることです。
例えば、5:40あたりでは、ヴァン・ヘイレンの「Mean Street」のタッピングを披露していますが、ミュートできてなかったら大変なことになるはず(笑)。
やはり、左手(特に親指)で基本的なミュートができており、右手で弦がしっかり鳴るよう力強く弾いているからこそだと思います。
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