こんにちは、ぢゃっくです。
ビリーの音使い解析シリーズ、第6回です。
今回は、ビリーがペンタトニック・スケールを弾くときに好んで使う特徴的なポジションについて、ご紹介します。
このポジションを使うと、広い音域の滑らかなフレーズを、高速かつスムーズに弾くことができるんです!\(^o^)/
僕はそのカタチから「階段型ポジション」と呼んでいます。一般的には、「拡張ポジション」という呼び方もあるみたいですね。
解説してみましたので、まずこちらの動画をご覧くださいね。
ポイントは、ペンタトニック・スケールの音を階段状にずらして配置しているという点です。
この階段を、スライドを利用してポジション移動しながら弾くことで、速く滑らかなフレーズを簡単に弾くことができます。
また、ポジション移動が自然と行われることにより、2オクターブを超える幅広い音域をカバーすることができるんです。
高い弦から下降するときは、レイキングを使います。このとき、ダブル・ストップのように2本の弦が鳴る瞬間ができることにより、ビリーの特徴の一つである分厚いサウンドを生み出しているんじゃないか・・・と考えています。
▼ブルーノートを追加する
マイナー・ペンタトニック・スケールに「ブルーノート」と呼ばれる音を追加すると、よりブルージーでセクシーな雰囲気を出すことができますよね。
ビリーがよく追加するのは、ブルーノート♮3rd, ♭5thの音です。また、主音に戻りやすくするための経過音として、♮7thの音もよく使っています。
これらの追加音は、いずれもあまり長く鳴らさずに、経過音として使うのがよいそうです。ですので、ブルーノートの部分をスライドで駆け抜けたり、ブルーノートの左横のフレットで一瞬だけ半音チョーキングしたりすると、とても効果的です。
ブルーノートを含めた指板上の配置図をまとめた資料も作ってみました。コチラからPDFファイルが参照できます。
▼練習フレーズTAB譜
階段型ポジションの練習フレーズをいくつかご紹介しますね。全てEマイナー・ペンタトニック・スケールを使っています。
ブルーノート♭5thの音(2弦8フレットと4弦6フレット)を明示的に追加したフレーズです。MR.BIGの「Alive And Kickin’」のギターソロ前のユニゾンなどで使われています。
3音ひとまとまりで、開始音をずらしながら下降するフレーズです。The Winery Dogsの「Not Hopeless」のベース・ソロなどで使われています。
この「階段型ポジション」は本当に便利なカタチですので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。
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コメント
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初めまして。
突然ですが、私のブログにリンクを張らせていただきたいと思っております。
いや、既に張っております笑
ご迷惑でしたらご連絡ください。
よろしくお願いします。
突然失礼しました。
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TO ベース先生さん
初めまして、コメントありがとうございます。
リンクを張ってくださったとのこと!すごく嬉しいです。迷惑だなんて、とんでもないです。こちらこそ、ありがとうございます。(´▽`*)
先生のブログもチェックしますねー。今後ともよろしくお願いします。
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ペンタトニックを使ったプレイやフレーズを試行錯誤していたところでしたのでとても参考になりました!
attitudeも馴染んできたでしょうか
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コメントありがとうございます!
ほんとですかー!嬉しいです!すごく励みになります。
まだ勉強不足なので、もし間違ったこと書いてたらご指摘くださいね。
Attitudeはもうすっかり馴染みました!すごく弾きやすいベースですね(^^)。
çok bilgilendirici bir yazı olmuş ellerinize sağlık teşekkür ederim