こんにちは、ぢゃっくです。
今回もビリーの音使い解析シリーズです。これまで何度もお伝えしてきました
キーのペンタトニック・スケールの構成音だけを使ったフレーズであれば、曲中のどんな時に使っても大丈夫!
という「キーのペンタは鉄板!の法則」について、もう一つ興味深い例がありましたので、ご紹介しますね。
▼思い込んでいました
それは、MR.BIGのアルバム「WhAT iF…」の「Still Ain’t Enough For Me」より、ベース・ソロの後にある、ビリーとポールの超高速ユニゾンの最後の下降フレーズです。
僕は、最初「ここもユニゾンだな」と思い込んでいました。
なぜなら、「あまりにもしっくりとしていた」からです。
でも、実際には、ビリーとポールは
全く違うフレーズを弾いている
んですよね。
TAB譜をふまえて解説したプチ資料を作ってみましたので、詳細はこちらをご覧くださいね。
全く別々のフレーズにもかかわらず、なぜかしっくりハマってしまうのは
キーのペンタトニック・スケールを使ったフレーズだから!
なのだと思っています。
▼関連記事
この下降フレーズは、経過音として♭5thの音も使われているのですが、実は、これは下記の記事でご紹介した「Alive and Kickin’」の間奏のフレーズと全く同じなんです。
関連記事⇒「Alive and Kickin’」にみるペンタ階段型パターンの実際。
このペンタ+♭5thの下降フレーズは、ビリーが最も好んで使う「黄金パターン」ですので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね(^^*)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。
●Twitterはじめました! ●メルマガもやってます |
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
お久しぶりです!
ビリーって感覚で結構弾いてるプレーヤーですからユニゾンも「何となくこんな感じだろ?」っていう感じで弾いてるの多いですよね。(笑)
結局、音使いが上手いからOKテイクになってるんでしょうね。
以前、ベースクリニックでもアドリブで弾いたフレーズをライブの為に覚え直すのが大変な作業だっていってましたし。
SECRET: 0
PASS: a63c757be49bbd040ad046f6fadce135
お久しぶりです。いつもコメントありがとうございます!
「何となくこんな感じだろ?」というのホント仰る通りだと思います。ヤングギターのポールとの対談でも「あってた?」って聞いてましたし、リッチーとの動画で「そこずっと間違えて弾いてたよ」とか言ってますし(笑)。
でも、音使いのセンスと耳の良さがあるからこそ為せる技なんですよね。