こんにちは、ぢゃっくです。
ビリーの音作りノウハウ、今回はイコライジングについてです。
ビリーのイコライジングは、「音の輪郭をはっきりさせたい」「ウッディで温かみのある音色を出したい」という2点を目的としているようです。
そして、これを実現するためには、ミドルの音域を持ち上げることが重要になります。
ビリーは、アンプにベースをつないだら、まずミドルをフルまで上げて、ベースとトレブルをゼロにした状態から、音の輪郭がはっきりするようにベースとトレブルを加えていくというセッティングをするというような話をしていました。
現在、ビリーが愛用しているハートキーのアンプ・システムでは、リア・ピックアップの高音ライン出力用として「HA5500」というアンプヘッドを使っています。
イコライジングは、HA5500に内蔵されるグラフィック・イコライザーを使っていて、丸くなめらかな山型に設定されています。極端な高域と低域はカットして、中域をぐっと持ち上げているわけですね。
ビリー曰く、
「スマイリーマークではダメなんだ」
とのことです。
どういう事かというと、グラフィック・イコライザーでにっこりスマイルの形を作ってみるとわかります・・・・低域と高域を上げて、中域を下げることになりますよね。
いわゆる「ドンシャリ」という設定です。
スラップ系のベースでは定番のセッティングではありますが、ビリーサウンドを作ろうと思うなら全く「NG」ということですね。
ちなみに、HA5500のグラフィック・イコライザーは、青いLEDで光るので、ステージの写真でもセッティングをはっきり確認できます。セッティングとしては、シンプルですので、真似しやすいですね。
イコライザーがなかったとしても、アンプについているベース/ミドル/トレブルのツマミで、ミドルをブーストするように設定すれば、かなり雰囲気が出るのではないかと思いますよ。
▼参考動画
ビリーがハートキー・システムについて語っている動画をご紹介します。これ以外にパート4まであります。
Billy Sheehan Talking About His Hartke Rig. Part 1
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コメント
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