薬指の活用法その2【プル奏法】

こんにちは、ぢゃっくです。

以前、薬指の活用法として【オクターヴ奏法】をご紹介しました。今回は、もうひとつご紹介しますね。

関連記事⇒薬指の活用法1【オクターヴ奏法】

それはプル奏法です。

▼薬指プル奏法とは

一般的に「プル」といえば、スラップ・スタイルでお馴染みですね。

右手の人差し指を1弦か2弦の下にもぐりこませて、勢いよく外にはじくテクニックです。ペンッ!いう小気味よい音が気持ちいいですね。

薬指プル奏法も同じなのですが、ツーフィンガーで弾いている間にしれっと薬指でプルを入れるという所がポイントです。

これも薬指が自由に動かせる「スリーフィンガーならでは」の使い方といえると思います。

オクターヴ奏法よりも強いアクセントを瞬間的に入れることができますので、スタッカートの効いたキメ・フレーズで使うと効果的です。特に、ドラムがシンバルを叩いて、すぐ手でミュートするような(笑)フレーズは狙いどころです。

ハンマリング・プリングを合わせればスラップ・スタイルのプルと同様のメロディックな雰囲気も出せます。

聴いている人は、「今の音、どこからしたんだ?この人スラップじゃないのに!」とビックリしてくれるかもしれませんよ。(笑)

▼参考動画

僕が解説しているYouTube動画をご紹介しますね。例として、MR.BIGの「Merciless」からのフレーズを弾いています。

【ビリーシーンスタイル】薬指の活用法2(プル奏法)

▼応用テクニック

ちなみに、親指で弦をはじく【親指プル】という応用テクがあります。

薬指プルと比べて、親指プルは4弦から1弦までどの弦でもできるというメリットがあります。

実際には、ビリーもこっちの方をよく使っているように思いますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

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独創的ベースプレイヤー「ビリーシーン」が大好きで、彼のプレイスタイルを研究して30年以上になります。2019年秋から原因不明の眩暈と手足の脱力に悩まされており、現在療養中ですが、少しずつでも更新していきたいと思います。

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