こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、タッピング・ハーモニクスで綺麗な音を出すコツについてご紹介します。
関連記事⇒簡単!タッピングハーモニクスを試してみて
タッピング・ハーモニクスは、左手でフレットを押さえた状態で、右手で指板を叩いてハーモニクスを出すテクニックですね。
もうお試しになりましたでしょうか?
試してみたけど、「どうも綺麗なハーモニクスが出ないよ」という方は、おそらく右手の叩き方に原因があるのではないかと思います。以下の要領で、見直してみてくださいね。
▼鎖骨をトントンと叩いてみる
タッピング・ハーモニクスのコツは、「フレットの真上を瞬間的に叩く」ことです。
右手で使う指は、中指がオススメです。
まず、右手首の力を抜いて、手をブラブラ~とさせます。
そして、その右手中指で、ご自分の鎖骨をトントンと叩いてみてください。
手首のスナップを効かせて、瞬間的に中指を当てるようにします。
鎖骨って叩くと、けっこう身体に響きますよね。鎖骨に触れる時間をできるだけ短くして、コッコッという感じになれば、OKです。
(全くの余談ですが、鎖骨をトントンと叩くのは、不安を和らげる心理作用があったり、花粉症が治ると言われたりしているそうですね。ベースを弾いていない時でも叩いてみると良いかもしれません。)
▼叩き方のチェックポイント
その要領で、ベースのフレットの真上を叩いてみてください。
このとき、左手で押さえたフレットの実音そのものが鳴っていないか?がチェックするポイントになります。
右手が弦に触れる時間が長かったり、フレットの真上から外れていたりすると、ハーモニクス音ではなく、スラッピング・スタイルで右手親指のサムピングで弾いた時のようになってしまうんです。
タッピング・ハーモニクスの場合は、右手でフレットを叩きつつも、弦に触れたことで実音成分はミュートし、倍音成分(これがハーモニクス)だけを鳴らす・・・という感じにする必要があるんですね。
▼まずはココを叩いてみよう
とは言っても、叩く場所がよく分からないということもあると思いますので、分かりやすい場所をご紹介しますね。
最初は、以下のような手順で練習をするとよい思います。
左手で、2弦5フレットのG音を押さえてください。
そして、右手で、2弦17フレットの真上を叩いてみてください。
次に、1弦12フレットを普通にボーンと弾いてみてください。
これは同じG音になるはずです。つまり、2弦17フレットをタッピングして出たハーモニクス音は、1オクターブ上のG音になっているんですね。
今度は、同じく、2弦の5フレットのG音を押さえた状態で、右手で2弦12フレットの真上を叩いてみてください。
ハーモニクス音がでましたか?これは何の音でしょうか。
これは、1弦19フレットのD音になるんです。つまり、G音をルートとしたときの5度の音にあたるんですね。
ちなみに、左手で押さえていた2弦5フレットで、フラジオレット(ナチュラル)・ハーモニクスを出してみてください。これも同じ音程になるはずです。ハーモニクスって、面白いですね。
では、左手を2弦7フレットに移動すると、どうすればよいでしょうか?
そうです。右手で叩くフレットも2フレットずらせば良いのですね。
つまり、
2弦19フレットを叩けば、1オクターブ上の同じ音程。
2弦14フレットを叩けば、1オクターブ上の5度の音程。
のハーモニクス音が出るということなんですね。
まあ、実際のところ、音程はあまり気にしなくて良いと思います。
でも、フレットによって、綺麗なハーモニクス音が出やすい場所があることは確かです。
この要領で、上手く出る叩き方を探してみてくださいね。
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コメント
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タッピングハーモニクスはビリー奏法の必須技術ですね!
技術習得に関しては、ぢゃっくさんの解説通りでばっちりですね。
あとはベースの方のセッティングでネックの反りを無くしてフレットの凹凸をすり合わせで無くすと一段とやりやすくなりますよ。