こんにちは、ぢゃっくです。
ヴァン・ヘイレンの「Mean Street」という曲がありますよね。スラップっぽいタッピング奏法を駆使した破天荒なイントロで始まる初期の有名曲です。
実は、ビリーもそれをカバーしているんです!
ここ数年取り組んでいたのですが、やっとどうにか通して弾けるようになったので、動画アップしました。
僕のチョッパーはこうだ!
僕がこれを知ったのは、16歳のとき。何度も登場しますが、ビリーのことを初めて知ったビデオ「BILLY SHEEHAN IN JAPAN」の中のワンシーンでした。
このビデオは、1988年にベース・クリニックで初来日したときのドキュメンタリーですが、福岡の会場で観客の方がこんな質問しました。
「ビリーさんは、チョッパー奏法はやらないんですか?」
「チョッパー奏法」という言い方は、もう最近はしないですよね。いわゆる「スラップ奏法」のことを当時はチョッパーと言っていました。(日本だけ?)
ビリーが「僕のチョッパーはこうだ!」といって披露したのが、冒頭の「Mean Street」のイントロだったんですね。
とは言っても、僕は当時ヴァン・ヘイレンも「Mean Street」も知りませんでしたので、てっきりビリーのオリジナル・フレーズだとばかり思っていました。(^^;)
実際のシーンはこちらです。
音源はナイアシン「Deep」で聴けます
この「Mean Street」は、ビリーのプレイとしてはレアな部類に入ると思いますが、のちに、ナイアシンの「Deep」というアルバムで本格的にカバーされています。
あと、2015年に開催されたトニー・マカパインを応援するチャリティ・コンサートで、ヌーノ・ベッテンコートと共演したときの映像をシェアします。
ビリーは背中越しなので指板は見えませんが、途中からヌーノも参加してきて、お互い楽しんでいる様子がうかがえますね。
チョッパーは何の漫画のキャラクター?
余談ですが、ビリーは質問を受けて、「チョッパーって何か知ってる?チョッパーは米国の漫画に出てくる主人公なんだ」と答えたテロップが入っています。
これが何の漫画を指しているのかは長年分からなかったのですが、先日調べたら見つかりました。
「Yakky Doodle」というアメリカで1960年代に放映されていたテレビアニメでした!
絵は見たことありました。左の犬がチョッパーで、低いしゃがれ声が特徴です。
これをふまえてビデオ映像を見返すと、実は、質問を聞いた直後に、ビリーがチョッパーの声マネをやっていることが分かりました!(9:30から)
Chopper? like “Close your eye, Yakky.”
これはチョッパーが毎回言っている名セリフだったようです。
長年の謎が解けてスッキリしました♪(*´ω`*)