こんにちは、ぢゃっくです。
1月下旬に、アメリカ・カリフォルニア州アナハイムで開催された「NAMMショウ2016」で、ビリーのEBSシグネチャー・ドライブの新バージョンが公開されました!
全くの新設計ではなく、初代ペダルに機能アップが施された「デラックス版」という位置づけです。ちょっとブラッド・オレンジのような色が印象的ですね。ペダルボードが賑やかになりそうです。
(ビリーのTwitter投稿から引用)
こちらは、EBSのブースで、新ペダルを解説するビリーの動画です。自然光が差し込んでいて、天井も高くて、開放的な会場ですね。背後には、大きなパネルもあります。
プレゼンするビリーの動画も。なんかペダルよりもシールドに目がいっちゃいますが(笑)。
▼歪みをカスタマイズ可能
詳細記事もありましたので、概要をシェアしますね。
初代ペダルの機能はそのまま継承されており、新たに以下のような機能が追加されたそうです。
●さらなるゲイン
Boostスイッチが追加されました。これにより、足で踏むON/OFFスイッチが2個になっています。内部のトリムでゲインを調整可能です。ソロでもっと歪みが欲しい時に使えそうですね。
●フェイズ・インバーター
フェイズ・インバーター(位相反転)機能が追加されました。ペダル表面のツマミで、有効/無効を切り替えます。
「初代ペダルと比べて、よりローエンドが得られる」と書かれているのですが、僕自身はフェイズ・インバーターを有効にするとどうなるのかが全然分かってません(–;)。
ネットで少し調べたら、元々は「プッシュプル方式の真空管アンプで使われる回路」なのだそうですね・・・全然理解できてませんが、かなり音が変わるんでしょうか。
●交換可能オペアンプ
上記のインタビュー動画でも触れられていますが、これが一番の目玉のようですね。
背面パネルを外すと、8ピン・ソケットがあり、歪みを生み出すオペアンプICチップを簡単に差し替えられるというものです。適合するICチップの一覧が、EBSのサイトに掲載される予定だそう。
好みに合わせて、歪みそのものをカスタマイズできるという仕様は、斬新なアイディアな気がします。とりあえず、コンパクト・エフェクターのレベルで出来るのは、画期的なことではないかと思いました。
●価格と販売時期
価格は、$259.95だそうですから、3万円前後でしょうか。春ごろにアメリカから出荷開始だとか。ちなみに、初代ペダルも今後も継続販売されるそうです。
もともと、歪ませても低音が音ヤセしないという素晴らしい仕様のペダルですが、歪みをカスタマイズできるとなれば、ビリーファンでなくても使いたい人が出てくるかもしれませんねー(^^*)。
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