「Yankee Rose」の1分42秒からの速弾きはどう弾くの?

こんにちは、ぢゃっくです。

こちらも、みなもんさんからのリクエストです。ありがとうございます。

「Yankee Rose」も「Goin’ Crazy」と同じく、デヴィッド・リー・ロスのアルバム「Eat ‘Em And Smile」に収録されています。記念すべき1曲目ですね。聴くと、なぜかノリノリな気分になってしまう名曲です。

該当箇所を採譜してみました。4弦のチューニングは「D」に落としている前提ですので、ご注意ください。

yankeerose_1m42s_fast_lick

スリーフィンガーと開放弦を組み合わせたフレーズになっています。

速いフレーズではありますが、スリーフィンガーで弾きやすい3連のパターンですので、取り組み易いのではないかと思います。まずは、3本の各指でしっかりと音が出せるようになっていることが大事ですね。

3拍目のウラから入る最初の3連符のタイミングがとりづらいかもしれません。1小節に「3連符x3個」を詰め込むという感覚で覚えても良いと思います。

左手は、フレットを押さえる時と離す(開放弦)時のタイミングを、右手のピッキングと合わせることを意識します。1弦開放の3連符をずっと弾いておいて、任意のタイミングで1音分だけフレットを押さえる練習を続けると、左右の手がシンクロしてくると思います。

ご参考までに、1998年に日本で開催されたベース・クリニックの様子を収めた「BILLY SHEEHAN IN JAPAN」の中で、ビリーが解説している箇所がありますので紹介しますね。8:50からお客さんの「YankeeRoseの途中の速いとこ」というリクエストに応えて、弾いてくれています。

Billy Sheehan JAPAN 9-12-1988 PART 2

こちらも「Goin’ Crazy」のソロ同様に、ネックの上から手を出すのがポイントですね。

左手をネックの上から出して弾くのは、慣れれば難しくありません。見た目のインパクトは絶大ですので、出来そうなフレーズがあれば、練習中から積極的に試してみることをオススメします。(^o^*)

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独創的ベースプレイヤー「ビリーシーン」が大好きで、彼のプレイスタイルを研究して30年以上になります。2019年秋から原因不明の眩暈と手足の脱力に悩まされており、現在療養中ですが、少しずつでも更新していきたいと思います。

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