こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、レイキングの右手パターンについてです。
レイキングというのは、右手の指で弦を弾いた後、そのまま低音側の弦も弾いてしまうというテクニックでしたね。以下の記事もあわせて参照ください。
関連記事⇒下降フレーズにはレイキングを!
ここでは、スリーフィンガーでの2本弦レイキングの右手パターンについて紹介します。
スリーフィンガーでレイキングする場合、右手のどの指でレイキングさせるかによって、いくつかのパターンができます。僕がよく使うのは、
「3:1」パターン
「2:2」パターン
「1:3」パターン
という3つのパターンです。ここで、「■:▲」という表記は、高音弦を弾く回数と低音弦を弾く回数の比を表しています(僕が勝手にそう呼んでいるものです)。
各パターンについて、弾き方と練習用フレーズを示しますね。
3:1パターンの弾き方
人差し指でレイキング。薬指、中指、人差し指で1弦を弾き、人差し指で2弦を弾く。
2:2パターンの弾き方
中指でレイキング。薬指、中指で1弦を弾き、中指、人差し指で2弦を弾く。
1:3パターンの弾き方
薬指でレイキング。薬指で1弦を弾き、薬指、中指、人差し指で2弦を弾く。
いかがでしょうか?規則性があるので、覚えやすいのではないかと思います。
この3つのパターンには、共通するメリットがあります。
それは、「スリーフィンガーで4つの音を高速に弾くことができる」という点です。
16分音符が続くようなフレーズは、どうしてもスリーフィンガーでは弾きにくいのですが、今回紹介したレイキングの3つのパターンを組み合わせると、かなりスムーズに弾けるようになります。
最初は、BPM=120くらいのゆっくりしたテンポから始めて、レイキングする指を確認しながら、16分音符で全ての音がきちんと鳴るように練習するのが良いと思います。僕の場合は、レイキングした次の指が遅れる傾向にあるので、均等な16分音符になるように注意しています。
慣れてくると、BPM=200を軽く超えるくらいまで速く弾けるようになりますよ。
また、左手で弦を2本とも完全に押弦したままで高速にレイキングすると、弦が同時に鳴ることで、和音的なアプローチになります。
これが、単なる2音のコード弾き(ダブルストップ)とは違って、トゥルルル・・・という独特の雰囲気になって、とても面白いです。
上記の練習フレーズでは、1弦と2弦を使っていますが、隣り合った弦であれば、どれでもかまいません。慣れてきたらポジションもどんどん変えて、いろんな音の組み合わせで試してみてくださいね。
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