こんにちは、ぢゃっくです。
今回のピンポイント解説シリーズのテーマは、「Shy Boy」のライトハンド・ソロです。それも、タラス時代の1982年にリリースされたアルバム「Sink Your Teeth Into That」に収録されているバージョンになります。
残念ながらこのアルバムは廃盤になっているようですが、「NV4 3345」でもご紹介した「Billy Sheehan Talas Years」というアルバムで聴くことができます。これには、スタジオ録音の「Sink Your Teeth Into That」とライブ録音の「Live Speed On Ice」という2枚のタラスのアルバムが合わせて収録されていて、とてもお得なCDです(笑)。
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「Shy Boy」といえば、David Lee Roth はもちろん、MR.BIG でも、さらには The Winery Dogs のステージでも演奏され続けているビリーの代名詞のような曲ですが、今回のタラスのスタジオ版は、おそらく音源としては最も初期のバージョンということになると思います。
ギターとの超高速ライトハンド・ユニゾンで知られていますが、タラス時代はまだユニゾンではなく、ビリーだけのソロになっているのが特徴です。
ShyBoy タラス・スタジオ版の2分12秒からのライトハンド・ソロの解説
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▼プチ・アドバイス
このバージョンは、さすがにビリーの動画もありませんでしたので、僕の耳コピだけで音を採っています。少しでも雰囲気がでるように・・・と思って、試行錯誤してみました。間違いとか不足もあると思いますが、ご了承ください。
細かい弾き方については、動画の中でゆっくり解説していますが、ビリーのライトハンドの基本技術がぎゅっと詰まった美味しいソロだなあと思います(^^*)。
お勧めポイントとしては、開放弦を使ってポジション移動するというテクニックです。
後半の駆け上がり部分ですが、1弦開放がペダル・ポイントというかアクセントになって、単なるトリルではない特徴的な雰囲気を作り出していますね。
ライトハンド奏法をマスターする上では、「いかにしてスムーズに横方向にポジションを移動するか?」という技術を習得するのがとても大切ですので、良い練習になると思います。
また、この開放弦の音は、左手でプリングして出します。この左手プリングでしっかり音を鳴らすことは、ビリーのプレイで非常に重要ですので、その練習にもなります。僕は中指を使っていますが、痛くてしんどいという場合は、ほかの指でも構いませんし、2本使ってもいいと思います。
タブ譜はこちらにアップしました。使うのは1弦だけですし、音使いもGメジャー・スケールの音だけですし、速度さえ落とせば、比較的とっかかりやすいのではないかと思います。ぜひ一度試してみてくださいね(^^*)。
▼謝辞
これは、昨年の8月にみなもんさんから頂いていたリクエストです。ありがとうございました。だいぶ遅くなってしまいましたが、いかがでしょうか?参考になれば、嬉しいです(^^*)。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。
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