こんにちは、ぢゃっくです。
今回のピンポイント解説シリーズは、MR.BIGの代表曲「Addicted To That Rush」の3分08秒にある掛け合いソロ・パートのひとつめです。
AddictedToThatRush 3分08秒からの掛け合いソロの練習法
YouTubeコメントで海外の方からリクエストを頂いたので、嬉しくて早速やってみました(^^)。ありがとうございます。英語の字幕つけてみようかな・・とか思ったり(笑)。
▼プチ・アドバイス
僕の実演はあんまり上手くできてなくて恐縮なのですが、このパートには、2つのオススメ・ポイントがあります。ぜひ練習して、取り入れてくださいね。
1つは「左手人差し指によるトリル」、もう1つは「スライド+レイキングによる上昇」です。
「左手人差し指によるトリル」というのは、導入部分にある1弦2フレットをハンマリング&プリングする開放弦を使ったトリルの部分です。
ここは、バンドスコアでは、2弦5,7フレットのトリルとして記載されているものが多いです。音程は同じなのですが、「きっとビリーはこっちで弾いてるんでは」と思ってやってみました。
最近アップした「Shy Boy」のライトハンド・ソロの記事でもご紹介しましたが、下位フレットの左手人差し指による高速トリルは、ビリーの得意技だからです(^^*)。
関連記事⇒タラスのスタジオ版「Shy Boy」の2分12秒からのライトハンド・ソロはどう弾くの?
最初はなかなか音が出ませんし、指がとても痛くなってしまいますし、そもそもあえてこういう弾き方をする必要性がないので、ビリー以外で、やっているベース・プレイヤーはほとんどいないのではないかと思います。
でも逆にいうと、それがビリーシーンスタイルの特徴のひとつになっていると考えています。
この「人差し指によるプリング」そして「円弧を描くような動き」ができるようになれば、左手が劇的にパワフルになりますので、ライトハンドはもちろん、その他のプレイの幅が広がるのは確実ですよ(^^*)。
「スライド+レイキングによる上昇」も、ビリーが頻繁に使うお得意テクニックです。これにより、音を切ることなく、滑らかにハイポジションに移動することができます。
「Not Hopeless」のソロでも途中でも使っていますので、下記記事の動画もチェックしてみてくださいね。(0:10あたりからです)
関連記事⇒The Winery Dogs 「Not Hopeless」のベース・ソロ&ユニゾンの部分を弾いてみました♪
ちなみに、ポジションを下降するときのパターンもあるので、またご紹介しますね。
今回の動画では、ホワイトボードに指板の絵を書いて説明してみました。(もっと大きいのじゃないとわかりづらいですね・・・笑)
このように、適当な手書きで良いので、指板上でスケールの音を並べた絵を書いてみて、それを見ながらネックの下から上までを使って練習するのは、とてもオススメです。
スケールの音の並びを自然に視覚的に覚えることができますので、ぜひお試しください。
▼リクエストください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。
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