TALASの新アルバム「1985」感動しました。

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9月23日にTALASの新アルバム「1985」がリリースされましたね。

報告が遅くなりましたが、もちろんリリース直後にCDで購入しました♪(*´з`)

スタジオアルバムとしては、1982年リリースの「Sink Your Teeth Into That」以来で、実に、40年ぶりだそうです。

Phil Naro (Vo)
Billy Sheehan (Ba)
Kire Najdovski (Gt)
Mark Miller (Dr)

TALASv2の布陣では、初めてのスタジオアルバムになります。

なにしろ、これまでTALASv2時代の音源は「Live Speed On Ice」というライヴ盤しかありませんでしたから。。。

ギターだけは、当時のミッチ・ペリーではなく、2017年のTALASv2再結成ライヴから参加しているキレ・ナドウスキーになっています。

でも、ミッチ・ペリーも「Crystal Clear」など2曲に参加しているそうです!これは嬉しい。

また、悲しいことに、シンガーのフィル・ナーロは、病気のため、2021年5月に他界してしまいました。。。

フィルは亡くなる前にレコーディングを全て終えていたそうです。

とても悲しく残念ですが、本作で、彼の渾身の歌声を聴くことができるというのは本当に感謝です。

ブックレットにも冒頭に「本作品をフィル・ナーロの思い出に捧げる」とのビリーのコメントが書かれてあります。

ボーナストラックを含めて12曲が収録されていますが、ライヴ盤「Live Speed On Ice」に収録されていたのは「Inner Mounting Flame」「Crystal Clear」「Do You Feel Any Better」の3曲だけ。

実に9曲が未発表曲でした!

まあ「The Power To Break Away」については、1998年リリースのオリジナルTALASの再結成ライヴ盤「If We Only Knew Then What We Know Now」に収録されていましたが、フィルが歌うバージョンは本作が初めてのはずです。

僕がビリーを初めて知ったビデオ「BILLY SHEEHAN IN JAPAN」では、BGMとしてTALASv2の「High Speed On Ice」と「Crystal Clear」が使われていたんですよね。めちゃくちゃ衝撃でした。

それから「The Talas Years」を手に入れて、TALASの楽曲を聴き始めたのが1992年頃なので、それから30年。

ここにきて、TALASの新曲をこんなにたくさん聴くことができるなんて夢にも思いませんでした。。感無量です。

スタジオ録音ということで、ビリーのベースは比較的クリアで良く聴こえます。MR.BIGやThe Winery Dogsのアルバムとは違って、かなり自由に暴れるベースが随所で楽しめると思います。

中でも「Close to the Killer」アウトロのベース・ソロは、かなり長くてカッコいいですね。

そして特筆すべきは、ラストのベース・ソロ曲「7IHd h」です。

曲名は、「NV4 3345」や「7718 (3a17)」でおなじみの細工で、ひっくり返すと「4 PHIL」になり、フィルに捧げた楽曲であることが分かります。

一発録りだった「NV4 3345」とは違って、本曲は複数(3本かな?)のベースが多重録音されていて、とても重厚で荘厳な雰囲気になっています。コンセプトは、ビリーのソロ・アルバムの曲に近い感じですね。

タッピングも駆使されていると思われますが、もうテクニックどうこうではなく、メロディックで抒情的な旋律に心を動かされた一曲でした。また解析して練習してみたいです。

書ききれませんが、どの曲もカッコいいですので、「1985」すごくおススメです♪(*´ω`*)

独創的ベースプレイヤー「ビリーシーン」が大好きで、彼のプレイスタイルを研究して30年以上になります。2019年秋から原因不明の眩暈と手足の脱力に悩まされており、現在療養中ですが、少しずつでも更新していきたいと思います。

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コメント

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